キャブレター整備の続編
整備技術
アッと驚くタメゴロー

キャブレター整備の続編

キャブレターの整備を引き続き進めて参りました。。。

いやいや、これは。。。ってカンジで。
まずフロートバルブのユニットを取り外したんですよ。これがトップ画像の状態 (◎_◎;)
1/3以上の面積が目詰まりしとるやないかーい。
で、元々に付いていたフロートと左程違わぬ設定で新品を組み付けたトコロ、メチャクチャ油面が高い (◎_◎;)
サービスマニュアル基準より5mm以上高かったんです。ちなみにメーカー基準はキャブボディの接合面+2mmです。つまり接合面+8mmくらいあったと。
マジありえん (◎_◎;)
加えて、2番キャブのフロートピンポストのピン孔がガバガバでフロート軸自体が上下するし。これは油面が安定するはずもなく。

※注釈 油面高(油面の高さ):キャブ内部にある燃料の高さのことで、、、

この状態から仮説を立てますと、
■油面高は異常に高いし、
■燃料ホースは極端に細くて長いし、
■フロートバルブのストレーナ(フィルター)は1/3以上つまっているし、
■フロートバルブは摩滅しているし
■フロートピンポストはガバガバだったし、フロートは円滑に動かないし、
■パイロットスクリューは破綻しているし、
■容量の低い外部フィルターが装着されているし、
で燃料供給と止水は散々な状態であったのではないかと (◎_◎;)

つまり、
燃料が細々としかキャブに入ってこないから油面が異常に高いセッティングでも成立したし、走り出すと燃料供給不足に陥ると踏んだワケでございます。
特にアクセルのオンオフが激しい環境下では顕著に燃料不足となることも理屈に合うということで。

この状態、みなさんのオートバイでも出ているかもですよ?

DE、不思議なのは新品フロートを工場出荷状態でそのまま取り付けると油面高が滅茶苦茶に高くなるということ。フツーはメーカー出荷状態のまま取り付けるとそのままある程度チャンと結果が出るのが国産メーカーなのに (◎_◎;)
しかも、油面調整を実施してサービスマニュアル基準値に適合させようとすると、下手すると別パーツ(フロートバルブガイド)に干渉してしまうというハチャメチャぶり。。。

スゴイぞ〇〇〇! 唯我独尊、無敵でステキ💛 優雅独尊というべきか(笑)

今日はなんとか、サービスマニュアルの基準内に収めました。。。
ここまで来るとサービスマニュアルの基準そのものが正しいのかいな...と疑いを持ってしまう始末で (◎_◎;)

次は実車に戻してみましょ。そーすりゃ自ずと解答が見えてくるかと。
何と素晴らしいアナログの世界(笑) いえ、アナクロな世界か (◎_◎;)

過去一で (◎_◎;) が多い今回のブログ内容でした。。。

今日はここまで ( ´艸`)
なんとか油面高を基準範囲にもっていきました (◎_◎;)
合わせ面+2mm


サビだらけをブラスト処理しました。キレイになったでしょ?
あんまりヤリ過ぎてもダメなんでこのくらいでOKとします。


<関連記事>

自己紹介
バイクガレージDEMOTAの店主です。 バイクの話を中心に、たまにバイク以外の話も書いていきます。 すべての話に「おみや」をご用意しています。是非読んでください。
詳しくはこちら
人気ないかも

オートバイの延命ポイント・その①

お客様からご質問(ブログネタ)を頂戴しました。 ありがとうご…
予防交換と部品ストック

ABSの正体

今のオートバイはABS搭載が義務化されて数年が経過しました。 …
人工振動の謎

バッテリーと充電装置について

先日、お客様から質問を頂戴しました。 すばらしいご質問と思い…
永久磁石撤去の衝撃
いつもの工場長
整備のはなし









技術商品整備業界ネタ法令規則雑ネタ食ツーツーリングイベントALL
営業時間はカレンダー通りです。
×
お店あいてます 営業時間外です
×
+ Home

DEMOTAについての説明
 + Shopkeeper - 店主紹介
 + About - 概要 / 事業内容 / アクセス
 + Philosophy - 考え方
 + Access Map - 案内

バイク
 + オートバイ / 販売中 / 図鑑

オリジナルコンテンツ
 + Restore - レストアのポイント
 + Blog - 店主ブログ
 + News - ニュース

WEBサイトの約束事
 + Site policy - 利用規約
 + Privacy policy - 個人情報取扱方針