整備雑ネタ技術
▼ 復元!調整電圧
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昨日は江戸総鎮守・神田明神に商売繁盛の願掛けに行きました。
これで当店では全国神社一丁目一番地の伊勢神宮、そして東京守護神の神田明神、最後に五日市の郷社 阿伎留神社お守りと最強の布陣!
毎日、神前に拝礼しております。
我が向かうところ敵なし! のはず。。。(笑)
何にせよ寺社仏閣の拝観は良いものです。一時期は御朱印帳をもってツーリングしていましたっけ。
本日から作業を開始しました。
今日のお題目はオルタネーターの修理です。えっ?ジェネレーターでないのけ?って?
そうなんです。1980年代の大型車には「オルタネーター」が使われているものが結構ありました。
オルタネーターとはオルタネートカレント(AC)つまり交流を発電する装置ですが、ジェネレータも同様の働きをします。
では何が違うのかと言いますと、
直流発電の場合は磁石の間に置かれたコイルが回転しますが、交流発電の場合はコイルが固定されて磁石の方が回転するのです。
今のオートバイではフライホイールに永久磁石を貼り付け、フライホイールの回転で永久磁石を回すワケです。これをジェネレータということが多いようです。
DE、オルタネータとはこの永久磁石の代わりに電磁石を用います。
固定コイル(ステータという)の内側を電磁石が回転するワケです。この電磁石の装置をロータコイルと言います。
なぜ、永久磁石の代わりにロータコイル(電磁石)を使うか、その理由が肝なワケでございます。
ご存知の通り、発電機はどんどん電気を作って供給していきます。エンジン回転が上がると電圧やら電流も大きくなっていくんです。ところがオートバイに搭載されている電気部品はバッテリー電圧で動くように設計されています。つまり、12.6Vが標準であるのです。このバッテリーに充電するには12.6Vより電圧が高くないとダメですが度が過ぎてはイケマセン。
80Vとかの電圧をバッテリーに掛けてしまうと壊してしまう、他の電機装置にも重大な悪影響を及ぼしてしまうのですね。
ですから、モノには限度があるものでして充電電圧は13.5~14.5Vとされているのです。これを調整電圧と言って80V→14.5Vに電圧降下させるのです。
この「電圧降下」を容易に可能とするのがオルタネーターです。ロータコイルへの通電を入り切りして電磁石をON・OFFすれば発電量をコントロールできるという寸法です。
これをしないオートバイでは、絶え間なく作り出される電気エネルギーを熱エネルギーに変換して放熱することで電圧降下させますから、電子部品は高熱による劣化リスクに常に晒されるワケです。
オルタネーターは主に自動車に使われており、オートバイでは高価で大きく重いことからあまり使われなくなっています。その分、電子部品の劣化には神経を尖らせないとトラブルが起きてしまうリスクを内しているのがオートバイのジェネレータというワケですね。
ただし、オルタネータもメンテナンスフリーということではありません。
ロータコイルに電気を流す接点端子の接触不良によって発電効率の低下が起き得ます。
今回の作業は、その接点である『スリップリング』と『ブラシ』を磨いて汚れを削り落とすアナログな作業でした (◎_◎;)

スリップリングの汚損です。黒いラインがスラッジです。。。

ピントがブレましたが、スリップリングがキレイになったことはお判り頂けるでしょう😃

初詣 阿伎留神社の六角神輿
全国でもとても珍しい形の御神輿なんですよ⤴