整備雑ネタ
エストレヤのエンジンオーバーホールしています。
前回は、カムシャフトがカムホルダーに焼き付いて回転しない話をさせて頂きました。
で、中古でシリンダーヘッド一式を調達しています。
その業者の謳い文句『バルブ破損なし』…
、で取り付けようとしたら、このカムシャフトも固着してるじゃーないですか。
いくら何でもあんまりだ、ということで今日の話題でゴザイマス。
当店は中古部品も活用しております。当然、良品のみを使用するのですが、実は今まで某ネットオークション等でハズレを引いたことがございません。
今回、初の黒星となりました。。。
中古部品は当然に状態が様々なうえ、取扱う業者さんも数多いらっしゃいますので、良品を選別することは大変難しいです。
DE、今まで連勝してきた理由はなんだろうか?今回、負けた原因はなんであろうか??という振り返りをしてみたいと思いました。
中古部品でアタリを引くには
■写真で絶対に判断しない
■出品者の評価で、好評のパーセンテージを参考にする他、悪い評価のコメントを充分追いかける
■説明に具体性があるかどうか
・数値で説明されているか。例えば、『厚み〇ミリ』とか
・部品ドナーの情報が探れるか
・業者でキチンとした判定基準をもっているか
■ノークレーム、ノーリターンを余りに強調している場合はNG
■商品の説明に誠意を感じるか。
これは直感でしかありませんが、非常に大事なことです。
要は、説明文章が全体的に論理的かつ客観的、顧客目線を持っているかを読み解くことで連戦連勝してきたのだと思います。
では、今回ハズレを引いた原因は、
■この部品供給が1点のみで他に選択肢がなかった
■『シリンダーヘッド バルブ破損なし』との説明を、シリンダーヘッド&バルブ破損なし、と読み取ってしまった
■今、説明文章を読み直してみると誠意の感じられない内容だったと思いましたが、その時は何故か深読みできなかった
■他に選択肢がない中でふいに他の入札者が現れ、その競争に注意を向け過ぎました
結論
説明文章を冷静に深読みして発信されている情報の精査をしなかったことですかね、敗因は。やはり文章は正確に読み書きしないとババを引いてしまいます(-_-;)
DE、レストアの方ですが、
購入したシリンダーヘッドは、カムシャフトホルダーを手修正して何とか再生し、別途、新品のカムシャフトを買う羽目になりました。。。
(カムシャフトだけはメーカーで製造されていました)
カムシャフトホルダーが再生できなかったら悪夢でしたよ。何せ、もはや新品のメーカー供給がないもんでして (;^_^A
これはエストレヤの構造的欠点に近いものがありそうです。オイル供給が充分でなくカムシャフトがカムホルダーに食いついてしまう事例は沢山あるのではないかと推察しています。中古車を購入するときに見極めの難しいエンジンです。
今回は大変良い勉強をさせて頂きました。エストレヤを買い付けようと考えたときは、この点を疑うのは当然として、いかに合否を判定するかを考えていきたいと思いますね。
某ネットオークションの話に戻りますが。。。
業者への評価『悪い出品者です』を付けてやろうかと思いましたよ。
ですが、『非常に悪い落札者です』と報復評価されてもオモシロクありませんね。
ここは評価自体をフィードバックしないのが賢明かしら???
今回は残念でした。。。

良く見たら、商品の説明はコレしかなかった...
いつもなら典型的NGパターンやん...

確かにバルブには損傷はなさそう...
(燃焼室がキレイなのはカーボン落とし洗浄したからです)

カムシャフトがかる~くスイスイと回るように手修正しました。もともとはピクリとも動かなかったもの。
やり過ぎはガタが出てしまうのでムズカシイんですよ^^