整備技術
このオートバイのエアカットバルブは...
キャブレタージェットの守備範囲【続編・訂正編】
▼ エアカットバルブ動作
※動画をご視聴の際は、音量にご注意ください。
▼ チョークバルブ動作
※動画をご視聴の際は、音量にご注意ください。
昨日、投稿したブログの続編です。
いや、訂正編として今書いております (◎_◎;)
前回の記事でエアカットバルブのお話をしておりました。
※あ、エアカットバルブというのは「急減速時に燃料を濃くしてアフターファイヤーを防ぐ装置」のことです。【前回参照】
今お預りしているキャブレターについてよーく観察しますと、一部訂正の必要がありましたので内容を修正してまいります。
前回の記述
「■バルブがハマる孔(アナ)の方が明らかにバルブ自体より大きい...
そう、バルブ自体は正しく動いてはいるものの、バルブとして全く機能していない (◎_◎;)というのがワタシの結論です。」
違いました。
■バルブがハマる孔(アナ)の方が明らかにバルブ自体より大きいのは「正常」な状態でした。
正確にはバルブ自体はキャブボディ側にありまして、ダイヤフラムに付いた細いロッドでそのバルブを押すと空気の通路が開くように作られておりました。
ロッドよりハマる孔(アナ)の方が明らかに大きいのは、そのスキマを空気の通路としている為でした。
つまり、
この型のエアカットバルブはボディそのものを空気の通り道として利用する仕組みのため、湿気が溜まり白サビが発生するのは避けられない構造であったワケです。
誤認してしまった原因は、ボディ側に付いていたバルブが「固着」していて開きっぱなしだったことから、DEさんが「閉じ弁が存在しないのはオカシイ」と考えてしまったからです (◎_◎;)
今日、コチョコチョいじっていましたら、ふいにバルブがペコッと戻ってきたことで
『あ゛ーー、これがバルブ本体だったんだーー!ただの穴凹だと思ってた (-_-;)』となったワケです。。。
そうなったら話は簡単。バルブをスムーズに動くようにして元通りに組み直せば完了です。
文章だけでは解らないと思い、動画1にエアカットバルブの動きを撮影しております。
これだけでは只の訂正編となってしまいますので、失敗を隠す意味で興味深い動画を載せました(笑)
これがホンモノのチョークです。今のほとんどのオートバイにはもう使われていません。プロレスで首を絞める反則技でレフリーが「チョーク!チョーク!」と警告を入れるアレのことです。要するに吸入管(インマニ)を「首を絞めるように塞ぐ」のでチョークという名称になります。
このチョークバルブを閉じると、ピストンが下がるときにインマニ内の気圧が大きく下がります。そうすると負圧で(注射器のように)燃料を多く吸い上げる=混合気が濃くなることで冷間時のエンジン始動を補助する装置なワケです。
では、今のオートバイはどうしているの?という皆さまのココロの声が聞えました。
今はチョークバルブに代わってスタータバルブというものに取って代わられております。チョークレバーを引くとこのバルブが開いてバイパス通路ができ、燃料がその通路を伝って増量される仕組みです。
ですから、昔の慣例で「チョーク」という名称になっていますが、本当はチョークではないんです (;^_^A
部品点数は増えてコストは上がるし、組立ては面倒だし、重くなるし、ということでホンモノのチョークは無くなってしまいました。
なんとなく理解できますか?
動画にしてありますから確認してくださいませ。。。
これで【続編】に昇華⤴ 文章ロンダリング完了!!
ということでナニゴトモナカッタヨウニ終わります (@^^)/~~~

衝撃!のチョークバルブ
遊んでみましたw
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