整備
昨日、オートバイのテストランを実施してきました。
とても楽しいエンジンフィーリングでして、満足しかけたときでした。アクセルを大きく開けたところ、とある回転数からタコメータの針が動きません。
タコメータは正常で体感的にも加速感がないということは、回転数が頭打ちになっている?という。
この症状はマフラーの抜けが悪いとき起きる症状の一つです。
早速、抜けの良いマフラーに付け替えて再度テストランへGO!
なんということでしょう...
■アクセル全閉で坂道を下るとアフターバーンがBanBan!!多発
■ある高回転数になるとサージ(ギクシャク)が始まって回転頭打ちで失速
■中速域での明らかなパワー感ダウン
これは明らかに気化ガソリンが薄い症状なんです。
中高回転域のみ混合気(気化ガソリン)を濃くする調整が必要でしょう。
よくキャブの「メインジェットを大きく」することが対策と言われておりますが、たぶんそれだけでは完成しません。
キャブレターの別部品でありますジェットニードルの太さと長さ、尖り具合(テーパ角)とメインジェットサイズ、それと油面高の最適な組み合わせ解を探さないとなりません。ここを外すと低速域までグダグダになってしまうリスクもあります。
「低回転域は薄め、中回転域は普通。最高出力に向けた高回転域では濃さを増す様に」への解を探す旅に出て参ります。。。
とりあえず、仮説で絞り込んだ7通りの組み合わせを試してみましょう。